クルーズニュースNews
スタークルーズ、ドリームクルーズが復活
スタークルーズとドリームクルーズのブランドが復活する。リゾート・ワールド・クルーズが26日発表したもので、同社が現在運航している「リゾート・ワールド・ワン」を「スター・ナビゲーター」に改名してスタークルーズへ、「ゲンティン・ドリーム」はドリームクルーズへそれぞれ移籍する。一連の移行は今年6月までに完了予定。
2022年にゲンティン香港が破産した後、同社のオーナーが創設したブランドがリゾート・ワールド・クルーズ。現在、「ゲンティン・ドリーム」(15万695トン、2016年竣工)、「リゾート・ワールド・ワン」(7万5338トン、1999年竣工)、「スター・ボイジャー」(7万7441トン、1997年竣工)の3隻を運航している。
今回のブランド復活に伴う船隊の再編で、スタークルーズはスター・ナビゲーターとスター・ボイジャーを、ドリームクルーズはゲンティン・ドリームを運航することになる。リゾート・ワールドによるとスタークルーズは「手頃な価格でありながらプレミアムなライフスタイル・クルーズ」、ドリームクルーズは「世界クラスのサービス、最高級のアメニティ、比類のない優雅さを求める旅行者向けにカスタマイズしたラグジュアリー クルーズ」と位置付けている。
スター・ナビゲーターは3月7日にシンガポールからクラビ、ペナンに寄港する4 泊クルーズ(4回)を開始。3月28日から台湾に配船し、8カ月間にわたって韓国、日本寄港クルーズを展開する。スター ボイジャーは3月26日からシンガポール、ジャカルタ、マラッカ、バンコク、ホーチミンから出航する季節限定クルーズを実施する。
ゲンティン・ドリームは主にシンガポール発着でマラッカ、ペナン、プーケットなどに寄港するショート・クルーズを通年で実施している。
写真提供:リゾート・ワールド・クルーズ
