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ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス（NCLH）は27日、2024年第4四半期（10月〜12月）の決算を発表した。売上高21億936万ドル（前年同期比6%増）、純利益2億5453万ドルを計上した。前年同期は純損失1億648万ドルだった。

第4四半期の調整後EBITDAは前年同期比30%増の4億6820万ドルとなり、四半期の過去最高を更新した。EPS（1株当たりの純利益）は、前年同期の0.25ドルのマイナスから0.77ドル上昇し0.52ドルとなった。乗船率は100.8%だった。

この結果、2024年通期の売上高は94億7965万ドル（前年比11%増）、純利益は前年5.5倍の9億1025万ドルまで回復した。調整後EBITDA（金利・税金・償却前利益）は前年比32%の24億5000万ドルで、過去最高を記録した。大幅な収益の改善とコスト削減などが奏功し、EPSは前年比4.8倍の1.89ドルとなった。乗船率は104.9%だった。

2025年第1四半期（1月〜3月）の純利回りは、前年同期比で約0.5%増加すると予想（一定通貨ベース）。

通期の純利回りは、前年に比べ約3%の増加を見込んでいる。調整後EBITDAは前年比で約27億2000万ドル、11%の増益を予想。調整後純利益は約10億6,500万ドル、調整後EPSは前年に比べ約13%増の2.05ドルと予想している。

NCLHは現在、ノルウェージャン・クルーズ・ライン（NCL）、オーシャニア・クルーズ、リージェント・セブンシーズ・クルーズの3ブランドを運営している。

写真提供:NCLH