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オーシャニアが2027年に244泊の世界一周へ、日本にも寄港
オーシャニア・クルーズは2027年に最長244泊の世界一周クルーズを実施する。アジア域を約2カ月にわたって周遊する予定で、日本には桜の開花時期に合わせて長崎(4/6)、広島(4/7)、高知(4/8)、神戸(4/9)、清水(4/10)、横浜(4/11・12)、宮古島(4/15)に寄港する。
投入船は「ビスタ」(6万7000トン、乗客定員1200人、2023年竣工)で、2027年1月6日マイアミを出航、9月7日ニューヨークで終える。ロンドンまでの180泊クルーズをメインのワールド・クルーズとして予定しており、世界6大陸、45カ国、100以上の港とユネスコ世界遺産を訪れる。
244泊は北欧、アイスランド、グリーンランド、カナダ各地を巡るロング・クルーズへ、さらにロンドンからニューヨークまで乗り継ぐプランで、トータルのクルーズ代金は10万8799ドル(正規料金)から。また、マイアミからドーハまでの127泊クルーズも設定している。
ビスタは全室ベランダ付きで、スタンダード客室の広さは27平方メートル。乗客3人に対して乗組員2人という高いスタッフ比率を誇る。乗組員の半数が食事・料理関連の仕事に専念。乗客10人当たりシェフ1人が乗船しており、味、素材に定評のある料理を提供することで知られる。ダイニング会場は大小11カ所に設置。バー、ラウンジ、エンターテイメント施設は全8カ所配置している。
寄港地での食体験ツアーや、船内の「カルナリー・センター」での実践的な料理教室を通じて、乗客は世界の味を堪能し、航海中に新しいスキルを学べるのも魅力の一つ。
クルーズ代金にはすべてのグルメ専門料理、客室内ダイニング、無制限のWi-Fi、ワイン、ビール、スピリッツ、ミネラルウォーター、ジュース類を含む各種飲料の費用(または寄港地観光クレジット)、船独自の寄港地イベント参加費、ビザパッケージ、荷物配送費用、船内チップなどが含まれている。
写真提供:オーシャニア
