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MSCクルーズとジャパネット、5年間の業務提携契約を締結

2025.03.28
外国船社

MSCクルーズとジャパネットホールディングスのグループ会社で旅行事業を手がけるジャパネットツーリズムが、日本国内における2030年までのチャータークルーズの継続を含む、5年間の業務提携契約を締結した。

 

本提携契約により、ジャパネットツーリズムとMSCクルーズは、2026年から2030年の5年間、MSCクルーズが所有する客船のチャータークルーズの継続に合意した。加えて、MSCクルーズが地中海で運航する「MSCワールドエウローパ」を利用したフライ&クルーズツアーについても連携を強化することで合意した。

 

ジャパネットクルーズでは2024年10月からMSCクルーズが運航する「MSCワールドエウローパ」を利用したフライ&クルーズツアーの販売を開始。開始から1週間で完売し、急遽ツアーの増便を行った。今回の連携強化により、地中海クルーズを日本人が利用しやすいサービスへにするとともに、国内での認知度を拡大し、ジャパネットクルーズに新たな選択肢を増やすことを目指す。

 

加えてMSCクルーズは、ジャパネットグループであるV・ファーレン長崎が運営するプロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」のトップパートナーとしても2030年までの5年間支援する。

 

ジャパネットツーリズムは、「ジャパネットクルーズ」を展開しています。ジャパネットたかたのチャネル(テレビ、ラジオ、カタログ、チラシ、DM、インターネットなど)を活用し、日本人にとって馴染みの薄かったクルーズ船を身近なものにできるようにしてきた。

MSCクルーズが所有する客船「MSCベリッシマ」をチャーターして企画運航を行う日本一周ツアーは、2018年より就航を開始し、就航回数は32回を数え、MSCクルーズとの連携は2025年で8年目を迎えた。2024年12月末時点で延べ10万人以上の乗客を数え、そのうち約8万人がクルーズ旅行が初めての人だった。2023年には「潜在需要の掘り起こしに寄与」したことで、クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2023グランプリ(国土交通大臣賞)を両社同時に受賞した。

 

写真はMSCクルーズS.AのCEOジャンニ・オノラート氏(右下)、ジャパネットホールディングス代表取締役社長兼CEOの髙田旭人氏(左下)、MSCクルーズの日本・韓国・東南アジア地域の代表取締役社長であるオリビエロ・モレリ氏(右上)、ジャパネットツーリズム代表取締役社長の茨木智設氏(左上)

MSCクルーズとジャパネット、5年間の業務提携契約を締結
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