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カーニバル、2029年から23万トン型の新シリーズ船3隻を投入

2025.04.07
業界

カーニバル・クルーズ・ライン(CCL)は6日、2029年から新たなプラットフォーム「プロジェクト・エース(Project Ace)」で、23万トン型の新造船3隻を投入すると発表した。

 

また、CCLは「エクセル・クラス」(18万3900トン)の第4船、第5船の船名を、それぞれ「カーニバル・フェスティバル」、「カーニバル・トロピカル」とすることを明らかにした。2隻は2027年、2028年の就航に向けてマイヤー・ベルフトで建造中。

 

エクセル船は現在「カーニバル・ジュビリー」(2023年竣工)、「カーニバル・セレブレーション」(2022年竣工)、「カーニバル・マルディグラ」(2021年竣工)が就航している。フェスティバルは、これら3隻に比べて7割多い1000室のコネクティング・ルームを備え、よりファミリー向けの仕様となる。同船はマルディグラとともに、ポートカナベラル発着のカリブ海クルーズに就く。

 

プロジェクト・エースの3隻はフィンカンティエリで建造する。シリーズの第1船は2029年、第2船は2031年、第3船は2033年に就航予定。同クラスはカーニバル・コーポレーションの全フリートの中で最大船型となる。3000以上の客室を配置し、全ベッドを使用した場合の総乗客数は約8000人に及び、世界最大の乗客キャパシティとなる見込み。

 

写真提供:CCL

カーニバル、2029年から23万トン型の新シリーズ船3隻を投入
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