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NCLH、コーデリアとクレセントに計4隻をチャーターアウト
2025.04.09
業界
ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス (NCLH)は7日、傘下プランドのフリート4隻について、コーデリア・クルーズとクレセント・シーズとそれぞれ長期チャーター契約を締結したと発表した。チャーター開始はいずれも2026年と2027年の予定。
インド拠点のプレミアム・クルーズ・オペレーターのコーデリアは、ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)の「ノルウェージャン・スカイ」(7万7104トン、1999年竣工)と「ノルウェージャン・サン」(7万8309トン、2001年竣工)をチャーター。
レジデンス型のクルーズ事業に乗り出すクレセント・シーズはリージェント・セブンシーズ・クルーズの「セブンシーズ・ナビゲーター」(2万8803トン、1999年竣工)とオーシャニア・クルーズの「インシグニア」(3万277トン、1998年竣工)をチャーター、大掛かりに改装する。
今回のチャーター契約は、NCLHの「フリートの最適化に対する規律あるアプローチの証」(NCLHのハリー・ソマー社長兼CEO)とし、船齢の経った在来船をチャーターアウトして有効利用するとともに、新造船の整備を並行して進め収益向上を図る。
NCLHは2036年までに新造船12隻(NCL7隻、オーシャニア3隻、リージェント2隻)を発注する計画。
写真:ノルウェージャン・スカイ(左)、ノルウェージャン・サン(右) 提供:NCLH


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