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カーニバル、アイーダ向けに2隻、フィンカンティエリへ発注

2025.04.09
業界

カーニバル・コーポレーションは7日、傘下のアイーダ・クルーズ向けに新クラスの中型船2隻をフィンカンティエリに発注したと発表した。納期は2030年度、2032年度の第1四半期の予定。LNG、バイオ、合成燃料など多燃料対応の船となる。

 

アイーダ向けの新造船はこれまで、メイヤー・ベルフト、三菱重工で建造してきたが、フィンカンティエリが受注したのは初めて。2隻が竣工するとアイーダの船隊は合計13隻となる。

 

カーニバル・コーポレーションは2025年から2033年までに、カーニバル・クルーズ、プリンセス・クルーズなど傘下ブランドに新造船8隻を投入する予定。新クラスのシリーズ船は「ハイペリオン・クラス」と「ヘリオス・クラス」の中間に位置するサイズとなる見通し。

 

現在、ハイペリオン・クラスは三菱建造の「アイーダ・プリマ」(12万4500トン、2016年竣工)と「アイーダ・ペルラ」(同、2017年竣工)が、「ヘリオス・クラス」はマイヤー建造の「アイーダ・ノヴァ」(18万3900トン、2018年竣工)、「アイーダ・コスマ」(同、2021年竣工)が就航している。

 

写真:アイーダ・ノヴァ  提供:カーニバル・コーポレーション

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