クルーズニュースNews
JATA、クルーズ販売拡大を目指すワークショップ第2回目を開催
2025.04.25
業界
24日、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)が開催する「第2回JATAクルーズB2Bワークショップ」が都内で開催された。アウトバウンド促進協議会(JOTC)が主催となって、クルーズ市場の拡大に向けて行われたもの。
ワークショップは2部構成で、各部1時間30分の入替制。船会社・サプライヤー、旅行会社(ホールセール)が着席し、参加旅行会社が席を訪問する形式で行われた。出典は船社11社、GSA・PSA6社、旅行会社7社。参加者は旅行会社第1種24社、第2種10社、第3種11社など。
開催に先立ち、JOTCクルーズ旅行推進部会の松浦 賢太郎会長(クルーズのゆたか倶楽部株式会社 代表取締役社長)があいさつ。「このワークショップはJATAが抱えている課題の解消を目指している。JATAには1種1100社が加盟する団体組織だが、クルーズ旅行を販売している旅行会社が数パーセントしかない。こんなに良い商品が目の前にあるが、取り扱いをしていない旅行会社が多い。一方で今年は飛鳥Ⅲがデビューするなど、クルーズ船の供給が増えている。いま旅行会社はビジネスチャンスをつかむことが試されていて、この場が新たなビジネスマッチングの場となれば幸いだ」と述べた。
また今回初の試みとして、第1部、第2部の間にYouTuberのYKKゆかこ氏と松浦部会長によるトークセッションを開催。YKKゆかこ氏は「YouTubeでクルーズのコンテンツは増えている。また広告収入も一般的なコンテンツよりも高めに設定されている。今後はさらに細分化したクルーズのコンテンツを発信していきたい」と語った。
写真は左からあいさつする松浦部会長、ワークショップの様子、トークするYKKゆかこ氏


