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ポナン新造船引き渡し、世界初LNG燃料ハイブリッド砕氷船

2021.08.03
外国船社

2日、ポナンはフィンカンティエリ造船(ドイツ)の子会社であるバルド(ノルウェー)から極地探検船「ル・コマンダンシャルコー」(3万トン)の引き渡しを受けた。同船は、液化天然ガス(LNG)燃料に対応した世界初のハイブリッド探検船で、ポーラークラスPC2。砕氷船としてLNG燃料推進を採用するのも同社が初めてとなる。

客室数123室、乗客定員245人。高度な汚水処理システムなど環境保護に優れた最新技術を搭載。極地の環境や生物多様性の観測・研究のための船内設備を備え、科学者に提供する。乗客にはゾディアックボートやホバークラフトなど、大自然を堪能するアクティビティーを提供。北極圏やグリーンランド北東部の国立公園など、ほかの客船では航行が難しいエリアでのクルーズを予定している。船名は、フランスの著名探検家ジャン・バプティスト・シャルコー氏にちなんだもの。

写真左:ル・コマンダンシャルコー外観
写真右:引き渡しの様子

ポナン新造船引き渡し、世界初LNG燃料ハイブリッド砕氷船
ポナン新造船引き渡し、世界初LNG燃料ハイブリッド砕氷船
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