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帆船「咸臨丸」が淡路島で海賊クルーズ、16日から実施
2021.07.15
フェリー
兵庫県の淡路島南部で帆船型観光船を運航し、渦潮クルーズを行っているジョイポート南淡路(兵庫県南あわじ市)は16日から、同島北部に新航路を開設して周遊クルーズを行う。14日、国土交通省神戸運輸監理部が同社に対して新航路の許可証を交付した。
ジョイポート南淡路は帆船型観光船3隻を保有、運航して、淡路島南部で渦潮クルーズを行っている。今回、新規航路として、岩屋港を出港して明石海峡大橋をくぐって、ハローキティスマイルのある島の西側中央あたりまで航行して帰港する周遊クルーズを企画した。「咸臨丸」が就航し、運航時間は75分で、1日3便。料金は大人2500円で、小学生以下は夏休み期間中は無料。新型コロナウイルス防止対策をとりながら、定員500人を200人に削減して行う。夏休み中は「海賊クルーズ」として船内でイベントを開催。シルク・ド・ソレイユでの経験もある深河あきら氏のジャグリング・パフォーマンスや、米村でんじろう氏プロデュースのミニ・サイエンスショーなど行う。岩屋港は以前、明石淡路フェリー(愛称:たこフェリー)が利用していた港。たこフェリーが航路廃止となった2010年11月以来の利用再開。写真は、明石海峡大橋をくぐる「咸臨丸」。