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クリスタル・エンデバー、命名式開催「史上最も豪華で高価な船」
2021.06.29
外国船社
クリスタル・クルーズは「クリスタル・エンデバー」(1万9500トン)の命名式をシュトラールズント(ドイツ)のベルフテン造船で開催した。同船の船上ヘリポートを会場に、式典には約100人が出席。式典の様子をフェイスブックのライブストリーミングでも公開した。命名者はドイツのメクレンブルク=フォアポンメルン州のマヌエラ・シュベーズイヒ首相(写真左)が務めた。造船所のあるシュトラールズントは同州に位置する。
同船は極地対応のラグジュアリー探検船。客室100室はすべてバトラーサービス対応スイート。乗客一人に対し乗組員が1人、乗客一人あたりの総トン数は100トン超と、ハイグレードなサービスとゆとりを誇る。親会社のゲンティン香港のタン・スリ・KT・リム会長は「建造費用は総トンあたり2万ドルと史上最も豪華で高価な船」とコメントした。建造費用は3億9000万ドルに上るとみられる。2021年7月17日にアイスランドでデビュー予定。2023年9~10月には3本の東京発着クルーズを予定している。
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