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横浜港、郵船クルーズなどとLNG燃料客船に関する覚書を締結
2021.05.31
港
28日、横浜市は郵船クルーズ、日本郵船、エコバンカーシッピングの3社と「横浜港におけるLNG 燃料クルーズ船の受け入れに関する覚書」を締結した。これは、郵船クルーズが2025年に就航を計画している新造船が液化天然ガス(LNG)燃料客船であることを受けたもの。覚書では、LNG燃料客船の円滑な受け入れや安全な燃料供給などに向け、検討して連携していくこととした。
横浜港は、関係企業と連携し、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化などを通じて、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボン・ニュートラル・ポート」を目指している。その取り組みの一環として、LNG燃料の供給拠点の形成を進めており、横浜市がバンカリング船(燃料供給船)の係留場所となる岸壁を整備し、エコバンカーシッピングがバンカリング船を建造する。エコバンカーシッピングは、横浜川崎国際港湾、住友商事、上野トランステック、日本政策投資銀行が出資する企業。
写真:客船へのLNG燃料供給イメージ
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