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ロイヤル・カリビアン・グループ第3四半期、純損失13億ドル

2020.10.30
業界

ロイヤル・カリビアン・グループは29日、2020年第3四半期決算を発表した。新型コロナウイルスの影響により、純損失は13億ドル(約1359億円)に達した(米国会計基準)。前年同期比150パーセント減。グループ傘下のTUIクルーズとハパグロイド・クルーズがヨーロッパで一部運航を再開したが、ほぼ全船で運航停止が続いており、レイアップ(係船)費用などキャッシュバーンは月平均2憶5000万~2憶9000万ドルに上る。9月末現在、約37億ドルの流動性を確保している。2020年第3四半期までの9カ月間の純損失は44憶ドル。 中止したクルーズの予約客の半数が現金での払い戻しを希望、半数がフューチャー・クレジットによる振り替えを希望した。直近3カ月間は新規予約が6割を占めた。

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