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下関市、関釜フェリー50周年で感謝状贈呈
2020.10.26
港
下関市は23日、下関~釜山間を運航する関釜フェリーの航路開設50周年を記念して、感謝状贈呈式を開催した。前田晋太郎市長から入谷泰生会長に感謝状が贈られた。 前田市長は、「1969年に関釜フェリーが設立、翌年にわが国戦後初の国際フェリーとなる『フェリー関釜』が就航し、以来50年の長きにわたり、関釜フェリーは日韓の物流・人流の大動脈として両国の経済発展に大きな役割を果たしてきた。76年には釜山広域市と姉妹都市の盟約が締結されたが、関釜フェリーの存在がなければなしえなかったと伺っている。来年で45周年を迎える姉妹都市関係だが、これまでの間、他都市には見られないほど深く幅広い交流を重ねることができたのも、下関市民にとって身近な存在である関釜フェリーを利用して往来することができたからにほかならない」とあいさつ。また、現在の状況について、「日韓関係が良好な状態であるとはいえず、加えて新型コロナウイルスの影響で旅客運航ができないなど、御社を取り巻く環境は大変厳しい状況下にあることを承知している。下関市としても、可能な限り支援していくので、引き続き魅力ある関釜国際航路の安定的な運航にご協力をお願いしたい」と述べた。 写真:前田晋太郎市長(右から2人目)から入谷泰生会長(左から2人目)に感謝状が渡された