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日本のクルーズ人口、2019年は過去最多35万7000人
2020.09.29
業界
国土交通省海事局と港湾局は25日、2019年の日本人のクルーズ人口が前年比11.1%増の35万7000人と過去最高を更新したと発表した。3年連続で30万人を超えた。
外航クルーズの乗客数は2万3500人増加し、23万8200人(前年比10.9%増)となった。内訳は日本船社分が8,200人(同4.6%減)、外国船社分が23万人(同11.5%増)。目的地はアジアが61.1%、次いで地中海(エーゲ海、黒海)13.0%、北欧、バルト海11.1%。首位のアジアは乗客数14万5200人で前年比12.2%増となった。うち日本発着の外航クルーズを利用した日本人乗客は13万4000人(前年比31.4%増)、外国人乗客数は8万3000人(前年比3.8%増)だった。
国内クルーズの乗客数は11万8400人(前年比11.3%増)。内訳はクルーズ船分が11万7500人、内航フェリー分が900人。日本を発着する外航旅客定期航路(フェリー、高速船)を利用した日本人乗客数は13万5700人で、前年比4.2%減だった。
乗客数に泊数を乗じた人泊数は外航クルーズ198万2100人泊(前年比17.5%増)、国内クルーズは32万7500人泊(同13.6%増)。
日本港湾へのクルーズ船寄港回数(確報)は前年比2.2%減の2,866回。訪日クルーズ旅客数は中国市場への配船が減少したことで中国人乗客が減少し、同12.2%減の約215万3000人だった。
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