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日中国際フェリー、「蘇州号」引継ぎ2隻体制へ
2020.09.23
フェリー
上海フェリー(大阪市)は22日、上海~大阪間で運航する国際定期フェリー「蘇州号」の運航を今月末で終了するとホームページ上で明らかにした。上海フェリーは、「1993年に運航開始してから延べ18万人が利用し、約32万TEUの貨物を輸送した。誠にありがとうございました」と感謝の言葉を記した。同社による「蘇州号」最終便は25日大阪発、27日上海着の便。同船は日中国際フェリー(大阪市)が引き継ぐ。同日、上海~阪神間で運航する「新鑑真」とともに2隻で週2便体制とすることを発表した。日中国際フェリーはフェリー2隻の運航スケジュールを変更しないことを明確化。なお「蘇州号」は11月末までは毎回、大阪港に入港するが、12月以降は「新鑑真」と同様に大阪港、神戸港と交互に入港する予定。同社は「新鑑真、蘇州号の一括運航管理により、今まで以上のサービスを提供する」としている。