クルーズニュース

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日本外航客船協会（JOPA）は18日、「外航クルーズ船事業者の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」の策定にあわせ、客船の運航再開を心待ちにしていた人に向け声明を発表した。全文は以下のとおり。

クルーズ船の運航再開を心待ちにされていた皆さまへ

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、従来の生活が一変しました。日本外航客船協会会員である私共クルーズ船事業者を含む世界中のクルーズ船事業者もその影響は免れず、まだまだ多くのクルーズ船が運休しています。この度、本日付けで発表した外航クルーズ船事業者のガイドラインを踏まえ、日本のクルーズ船は、新型コロナウイルス感染症予防対策を講じて運航を近日中にも再開します。

運休期間中は、たくさんのご心配と応援のお声をいただき、本当にありがとうございました。もちろん、まだ先行きが見通せない部分もございます。運航が再開されても、新型コロナウイルス感染症が発生する前と全く同じ状況にはなりません。従来ご提供していたサービスと比べると種々制約が生じる部分や、お客様にご不便をおかけすることもございます。

これからのクルーズ船での体験は、感染症予防対策も踏まえた新しい形のクルーズ体験になります。しかしながら、洋上で見る素晴らしい景色、満天の星空、月光が揺れる航跡、クジラやイルカなどの海洋生物との遭遇、シェフが腕をふるうおいしいお食事、毎夜趣向を凝らしたショーなど、クルーズが持つ本来のすばらしさはこれまでと変わりません。

今後もわれわれクルーズ船事業者は、乗船されるお客さまに対し、船の上でしか味わえない感動、体験をお届けしてまいります。船の上でお会いできることを心より楽しみにしています。