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ゲンティン香港、子会社株売却など「資金調達の努力続ける」
2020.09.03
業界
1日、ゲンティン香港の完全子会社グリッター・レーン・リミテッドは保有するズーク・グループの株式すべてをチューリッパ・リミテッドに売却した。売却額は1400万シンガポールドル(約10億9000万円)。ゲンティン香港はスタークルーズ、ドリーム・クルーズ、クリスタル・クルーズの親会社。株売却の理由として、クルーズ事業再開までの事業継続のための流動性の確保を挙げており、非中核部門の売却を含め、引き続き資金調達の努力を続けるとしている。支払いが滞っていた船舶建造に関する銀行手数料370万ユーロ(約4億7000万円)はすでに支払いを完了している。 売却先のチューリッパ・リミテッドはゲンティン香港のタン・スリ・リム会長兼CEOの息子が保有する企業。ズーク・グループはシンガポールなどでディスコ、レストラン、ラウンジを運営している。
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