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RCL、デジタル避難訓練プログラムを開発

2020.07.29
外国船社

ロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)は、デジタルを通じた新しい避難訓練のプログラムを開発した。「マスター2.0」と名付けられた避難訓練プログラムは、出航前に乗客がスマートフォンや客室のテレビなどでライフジャケットの着用方法、訓練の内容などを確認し、その後指定された場所で手続きをすれば完了となる。以前は乗客がグループ単位で船内のさまざまな場所に集まって行われていたが、これにより密を回避することができ、船上での時間を有効に活用できるとしている。 このプログラムはグループ傘下のロイヤル・カリビアン・インターナショナル、セレブリティクルーズ、アザマラに導入されるほか、同社の合弁会社であるTUIクルーズやノルウェージャンクルーズライン・ホールディングスにも同プログラムの特許ライセンスが提供される。 リチャード・フェイン会長兼CEOは、「乗客と乗組員の健康と安全は最優先事項である。この新たなプログラムにより、乗客の健康、安全、満足度を同時に高めることができる」と述べた。

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