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独アイーダ・クルーズ、8月に運航再開、ハンブルク発着無寄港から
2020.07.10
外国船社
カーニバル・コーポレーション&pclは、傘下にあるドイツの船会社アイーダ・クルーズが8月から運航を再開すると発表した。すでに現地での予約を開始している。8月5日にハンブルクから「アイーダ・ぺルラ」(12万5572トン)が、8月12日にバルネミュンデから「アイーダ・マール」(7万1304トン)が、8月16日にキールから「アイーダ・ブルー」(7万1304トン)が出航する。すべて2泊3日の無寄港クルーズで、乗客定員を減らしたうえでの運航となる。他国の開港状況によっては、コースに寄港地が組み込まれる可能性もあるとしている。 同社は「最も美しい休暇を確実に」というテーマのもと、各国の保健当局と協力し、段階的にクルーズが実施できるよう、健康・衛生プロトコルを開発してきた。予約段階から、旅行の準備、港での乗降、船内での医療ケアに至るまで、既存の健康・衛生基準を補完する様々な予防策を導入する。 船内では24時間体制で医療サービスを提供、新型コロナウイルスの感染の疑いがある症例の即時評価のためのPCR検査キットと診断装置が装備される。もし新型コロナウイルスに感染した診断された場合、患者の医療的ケア、安全な下船、安全な帰国を可能な限り迅速に行うとしている。
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