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日本クルーズ&フェリー学会、「ポストコロナ検証クルーズ」実施

2020.07.06
業界

日本クルーズ&フェリー学会(会長:梅田直哉大阪大学教授)は、ポストコロナにおける安全なクルーズのあり方を検証するために、四国開発フェリーの「おれんじおおさか」による大阪南港発着のワンナイトクルーズを実施した。39名の参加者は昼間の瀬戸内海航行を体験した。船上での講演会では、四国開発フェリーの瀬野恵三副社長による「新たなるオレンジフェリーの挑戦」、池田良穂事務局長による「ダイヤモンドプリンセスの新型コロナウィルス感染禍とポストコロナ時代の客船事業」、梅田直哉会長による「クルーズ再開にむけて」と題する講演があった。

同船は日本初の完全個室フェリーで、実施に当たっては各室の消毒が念入りに行われた。レストランでの昼食・夕食時の座席の間隔を開ける、カフェテリア式を取りやめて食事をテーブルに配膳するなどの感染症予防対策もとった。参加者も、検温の他、マスク着用、携帯用消毒液による手指の消毒を徹底するなどの対策をとった。

写真右:大阪南港に入港する「おれんじおおさか」

日本クルーズ&フェリー学会、「ポストコロナ検証クルーズ」実施
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