クルーズニュース

News

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大と港湾の客船受け入れ停止が相次ぐ中、自社船すべての運航を停止する船社が増えている。

ノルウェージャンクルーズラインとグループ傘下のオーシャニアクルーズ、リージェントセブンシーズクルーズは14日、世界で運航する28隻全船の運航を停止すると発表した。運航再開は4月12日予定。

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルとグループ傘下のセレブリティクルーズ、アザマラ、シルバーシー・クルーズも同様に、全船の出航停止を15日に発表。すでに出航したクルーズは予定どおり実施する。4月11日発以降の運航再開を目指す。

ディズニー・クルーズラインも全船で出航を停止、運航再開は4月12日予定。

全船運航停止については、バイキング・クルーズの決断が早かった。3月11日には予約客向けビデオレターで、リバークルーズを含む全船で4月30日まで運航停止することを発表した。

そのほか、複数の客船で感染者が確認されているプリンセス・クルーズは他社より長い60日間を設定して5月10日まで、ウインドスター・クルーズは4月30日までの運航停止を決定している。