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ウエステルダム、今春の日本発着クルーズを中止

2020.02.21
外国船社

ホーランド・アメリカ・ラインは「ウエステルダム」(8万2862トン)で予定していた今春の日本発着クルーズを含むアジアクルーズをすべて中止する。新型コロナウイルスの感染拡大により、アジアで客船を確実に受け入れてくれる港を確保するのが難しいため、としている。すでに2月29日発の横浜発着クルーズは中止を発表していた。

同船は新型コロナウイルスに感染した疑いのある乗客がいるとして、日本、台湾、フィリピン、タイなどアジア各国で入港を拒否され、現在、カンボジアのシアヌークビルで検疫のため停泊している。すでに下船した乗客1人が陽性だったことを除き、すべての乗客・乗組員の陰性を確認したとしている。

中止となるのは以下のコース。対象コースの乗客にはクルーズ代金の全額返金と25~50パーセントのフューチャー・クレジットを進呈する。

・2020年3月14日~28日 横浜発着(14日間)
・2020年3月28日~4月11日 横浜発着(14日間)
・2020年4月11日~25日 横浜発着(14日間)
・2020年4月25日~5月10日 横浜~バンクーバー(16日間)

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