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南海フェリーの新造船15日就航、ノベルティプレゼント
2019.12.13
フェリー
南海電鉄グループの南海フェリーは12日、和歌山港で新造船「フェリーあい」(2,825総トン)の内覧会を開催した。新造船は同社にとって20年ぶり。就航する12月15日のみ、和歌山港発下り5便(午前10時35分)、徳島港発上り6便(午後1時25分)に乗船した人、各便先着100人にノベルティをプレゼントする。また来年2月末まで運賃割引キャンペーンも実施中。
南海フェリーは、和歌山~徳島間をフェリー2隻で1日8往復している。新造船の大きさは、全長108m、全幅17.5m、深さ6.1m、喫水4.4m、航海速力18.7ノット、旅客定員427人、車両搭載能力8トン型トラック37台。船内は、じゅうたん席、イス席、ファミリー席のほか、パソコンで作業できるビジネス席を設置。操舵室下にはグリーン席を設けて、リクライニングシートやソファーで海を見ることができるようにした。女性客向けパウダールーム、「赤ちゃんるーむ」も用意した。船内エレベーター、Wi-Fi環境も整備。船名の「あい」は約1,200の公募から選ばれた。船旅の主人公という「I:わたし」、愛する家族や友人、恋人に出会うための「愛」、徳島名産の藍染めの「藍」-の意味を持つ。
写真左=和歌山港の「フェリーあい」。船尾ランプに「愛」の文字。
写真中央=船内の窓席にはコンセント設置
写真右=トイレの鏡もハート形