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フェリーさんふらわあ、日本初のLNG燃料フェリーを2隻建造
2019.11.20
フェリー
フェリーさんふらわあは、日本初のLNG燃料フェリーを2隻建造する。船名は「さんふらわあくれない」、「さんふらわあむらさき」。大阪~別府航路に既存船の「さんふらわああいぼり」「さんふらわあこばると」の代替として、2022年末から2023年前半にかけて就航する。フェリーさんふらわあの運航船の中でも最大船型となり、トラック輸送能力を従来船比で48パーセント増強させる。これまでスペース不足で取り込めなかった貨物輸送需要にも対応する。
船型の大型化に伴い、内装面積は従来船比68パーセント増の8300平方メートルとし、定員1人当たりの面積を大幅に拡大する。個室を増やすとともに、各室のシャワー・トイレなどの設備も拡充。新たに長距離フェリー初となるコネクティングルームを設置する。さらに「スイート」も新設するほか、ウィズペットルームとドックランも設定。パブリックスペースも3層吹き抜けのアトリウムをはじめとして、ゆとりある空間とし、レストランの席数も現行船比約1.5倍に拡大する。意匠デザイナーには渡辺友之氏を起用する。
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