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ノルウェージャンクルーズラインが日本発着を実施する予定の「ノルウェージャン スピリット」の改装の詳細を発表。改修は保有全船の改修プロジェクト「ノルウェージャン エッジ」の一環として行われる。

ノルウェージャン スピリットは数百万ドルをかけた改修工事のため、2020年1月2日からフランス・マルセイユのドライドックに入る。約40日間の改装で、14カ所の新施設が設置されるほか、客室の追加やマンダラ スパの拡張も実施する。

注目の新ダイニングは、「オンダｂｙスカルペッタ」。11月就航の新造船「ノルウェージャン アンコール」に次いで導入されるダイニングで、ニューヨーク、マイアミ、ラスベガス、フィラデルフィア、ロンドンなどで展開する人気レストランだ。

そのほか新規で追加される無料のダイニングは、メインダイニングの「テイスト」、24時間営業の「ザ・ローカルバー＆グリル」、終日食事を提供する「ガーデンカフェ」。そのほか「ザ・グレートアウトドアーズバー」、「ウェイヴスプールバー」、「ブリスウルトララウンジ」、さらには「ザ・ヒュミドールシガーラウンジ」を併設した「スピンネーカーラウンジ」も新設される。

子供用のスペース、スプラッシュアカデミーは大人たち専用スペース「スパイスH2O」に新生される。日中はラウンジとして使われ、夜にはエンターテイメントの場になる。マンダラスパは、これまでの倍の約650平方メートルに拡張され、新ジャクジールーム、サウナ、スチームルームなどを整備。船体を飾るアートも刷新される。

同船は2020年2月にドライドックを後にし、10カ所所の新寄港地を含むクルーズに就航。ゴールデンウィークを筆頭に10本の日本発着クルーズを実施する。