News

ノルウェージャン アンコール試運転、プラスチックボトル廃止も

2019.10.23
外国船社

ノルウェージャンクルーズラインの新造船「ノルウェージャン アンコール」が先日、マイヤー・ベルフト造船所(ドイツ、パーペンブルク)を後にし、エムス川を下って北海へと曳航した。同船の引き渡しは10月30日に予定されている。命名式は既報のとおり、グラミー賞歌手ケリー・クラークソンにより2019年11月21日にマイアミで行われる予定で、その後、11月24日よりカリブ海クルーズに就航する。2020年4月22日からはニューヨーク発バミューダクルーズ、続いてカナダ&ニューイングランドクルーズに就航、2020年12月12日から再びマイアミにもどり西カリブ海クルーズ、そして2021年春からは米西海岸シアトルからアラスカクルーズに就航する。

同船はジャストグッズ(JUST Goods,Inc.)とのパートナーシップの一環として、同社では初となるプラスチックボトル完全廃止のクルーズ船として就航する。これは2020年1月までに同社の他船でも実施される予定で、ノルウェージャンクルーズラインは運航するすべての船でプラスチックボトルを廃止する初の大手クルーズラインとなる。

ノルウェージャンクルーズラインのアンディ・スチュアート社長兼CEOは「ノルウェージャン アンコールはわれわれの歴史を塗り替える船だ。その記念すべき大きな一歩が踏み出された」と語った。

ノルウェージャン アンコールには洋上で最長の約350メートルあるレーストラック、リアリティ感がさらに増した930平方メートルの屋外レーザータグアリーナ、そして広さ約930平方メートルの新たなリラックスルームとインタラクティブシアター体験のギャラクシーパビリオンなどが搭載されている。

ダイニングではイタリア料理のオンダbyスカルペッタなどが出店。船上エンターテイメントの筆頭にはトニー賞受賞ミュージカル『キンキーブーツ』を上演する。そのほか乗客に人気だった『ザ・クワイア・オブ・マン』、『ハッピー・アワー・プロヒビション:ザ・ミュージカル』も上演、ビートルズのカバーバンドなども登場する。

ノルウェージャン アンコール試運転、プラスチックボトル廃止も
TOPへ戻る
シェアアイコン