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世界最大オアシス第5船、21年にアジア初登場
2019.10.17
外国船社
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は、世界最大級となる22万トンの新造クルーズ客船をアジア市場に初めて投入し、2021年から就航させる。10日、上海で開催されたクルーズ・コンベンション「シートレード・クルーズ・アジア・パシフィック」で発表した。投入するのは「ワンダー・オブ・ザ・シーズ」。船名も同コンベンションで発表した。RCIは22万トン級客船(オアシス・クラス)を4隻就航させており、第5船目となる。アトランティック造船(仏)サン・ナザーレ工場で9月10日、970トンの船体ブロックを建造ドックに置いて起工式が執り行われた。2021年春に引渡し予定。乗客定員5448人予定。なお第6船もすでに発注済み。RCIは、既存の22万トン級客船を転配するのではなく、新造船を投入することで、中国市場の拡大を狙っている。また上海を母港にすることで、日本への寄港も期待される。
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