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大阪港、ル・ラペルーズ初入港で歓迎セレモニー
2019.10.11
港
フランスのクルーズ船社ポナンの探検型客船「ル・ラペルーズ」(1万トン、乗客定員184人)が9日、大阪港天保山岸壁に初入港した。これを記念して、大阪市港湾局は翌10日、船内で歓迎セレモニーを開催した。大阪市港湾局の丸山順也計画整備部長は「大阪を楽しんでいってほしい。2025年に開催される万博の成功に向けて支援もお願いしたい」と初入港を歓迎。ロッシュ・フェビアン船長は「昨夜、道頓堀でお好み焼きを食べてきて美味しかった」と、すでに“食いだおれ”の町、大阪を満喫したことを紹介した。大阪港からは記念盾や花束など贈呈した。当初、10日朝に入港し、夜出港する予定だった。しかし台風19号の影響で前倒して入港。出港も10日夕方と早めに変更した。同船は2018年就航。船名は、18世紀のフランス探検家ラ・ペルーズ伯爵に由来する。伯爵は太平洋探検隊を率いて極東を訪れており、宗谷海峡は国際的にはラ・ペルーズ海峡と呼称されている。なお「SFの父」とも呼ばれる仏作家ジュール・ヴェルヌがノンフィクション小説「ラ・ペルーズの大航海」を書いている。
写真左=歓迎セレモニーでの関係者による記念撮影
写真中央=船尾から見たル・ラペルーズ
写真右=海中ラウンジの「ブルーアイ」
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