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シルバーシー・クルーズは、2020年8月就航予定の「シルバー・ムーン」（4万700トン）の進水式をイタリアのフィンカンティエリ造船所で開催した。伝統的なコインセレモニーも行われた。

同船は姉妹船「シルバー・ミューズ」の内装デザインを継承しながら、プールデッキやスパ、フィットネスセンターなどは再設計される。新たなコンセプトの一つとして、食文化を通じて訪れる寄港地をより深く知る食プログラム「S.A.L.T.（Sea and Land Taste）」を実施する。

シルバーシー・クルーズのマンフレディ・ルフェーブルエグゼクティブ・チェアマンは「父の夢であった船隊12隻の達成にますます近づいた。シルバー・ムーンは現在発注済みの5隻のうちの1隻で、ロイヤル・カリビアン・クルーズのサポートとともに、さらに船隊を拡大し、父の構想を実現させることを期待している」と述べた。