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ヨットスタイルのエクスペディション・クルーズを展開するポナンは、ポール・ゴーギャン・クルーズを買収すると発表した。ポール・ゴーギャン・クルーズはタヒチと南太平洋で「ポール・ゴーギャン」（1万9170トン）を通年運航する船社。

買収後も両ブランドを維持して運営する。ポール・ゴーギャン・クルーズはベルビュー（米国・ワシントン州）、ポナン米国はニューヨーク、ポナン本社はマルセイユを拠点とする。

ポナン創設者のジャン・エマニュエル・ソウヴェエ社長はこの買収計画について、「ポール・ゴーギャン・クルーズを迎え入れることができ、大変うれしく思う。小型船でのクルーズを得意とするわれわれが手を組むことにより、お客さまは目的地や体験に合わせ、多くの選択肢から選ぶことが可能となる。お互いユニークなDNAを持っており、われわれの価値やオペレーションを共有することで、完璧なコラボレーションとなるだろう」と語った。ポール・ゴーギャン ・クルーズのダイアナ・ムーアCEOは、「ポナンに加わり、ポール・ゴーギャン・クルーズの情熱や経験、高品質のサービスは受け継がれる。ポナンのより広い世界にわれわれのお客さまを紹介できることをとても楽しみにしている。そしてポール・ゴーギャン・クルーズはポナンのお客さまを心より歓迎する」とコメントした。