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クルーズプラネットら、来夏に「サン・プリンセス」チャーター
クルーズプラネットは14日、記者会見を開きエイチ・アイ・エス(以下、H.I.S.)と2社合同で、2020年夏にプリンセス・クルーズの「サン・プリンセス」(7万7441トン)のチャータークルーズツアーの販売を開始すると発表した。横浜港を出港し、関門海峡を通って釜山、徳島、新宮をめぐる7日間のコース。徳島では阿波おどりを観覧席で鑑賞できる。
クルーズプラネットの小林敦社長は、「その時期はオリンピック後で飛行機も混み合うことが予想される。そんななかで横浜から釜山や阿波踊り行けるこの商品をご提供することで、選択肢にクルーズ旅行を加えてもらいたい」と述べた。
続いてH.I.S.の吉原研一クルーズ事業グループリーダーは、「夏の旅行の時期であり、7日間というコンパクトな日数であり、3世代旅行にもおすすめのコースだ」と語った。
客船「サン・プリンセス」を運航するプリンセス・クルーズの販売などを手掛けるカーニバル・ジャパンの猪股富士雄営業部長は、「プリンセス・クルーズの客船はプレミアム客船のクラスに位置付けており、食事に注力している。メイン・ダイニングでの食事も好評のほか、世界の有名シェフが監修するスペシャリティ・レストランもある。一方で醤油を備え、ラーメンといった日本人になじみのある味も提供している」と同社の特徴を述べた。
商品の詳細は以下の通り。
プレミアム客船「サン・プリンセス」
お盆休み 阿波おどり 世界遺産熊野の地
7日間 釜山・徳島・新宮クルーズ
出発日:2020年8月10日(月・祝)
コース:横浜~釜山~徳島~新宮~横浜
クルーズ代金:14万8000円~88万円
(大人1名/2名1室利用時/港湾税・船内チップ等別途)
写真は左からカーニバル・ジャパンの猪股富士雄営業部長、クルーズプラネットの小林敦社長、発着港となる横浜港の中野裕也横浜市港湾局長、H.I.S.の吉原研一クルーズ事業グループリーダー