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九州クルーズ振興協議会、総会を開催
2019.07.09
業界
九州クルーズ振興協議会(事務局=国土交通省九州運輸局)は6月21日、福岡市内で総会を開催し、2018年度事業報告や19年度事業計画など承認した。冒頭、竹島和幸会長(西日本鉄道会長)から「昨年、九州へのクルーズ客船寄港回数が前年比14%減の918回となったが、今後回復を期待している。当協議会は九州のクルーズ人口拡大を図るため、引き続き各種情報の発信など積極的に取り組んでいきたい」などとあいさつ。九州運輸局の下野元也局長は、客船から九州に上陸した外国人旅客数が前年比11.5%減の約150万人となったことや、カジュアルタイプの客船が多く寄港して観光消費額が少ないなど指摘。「受入環境整備を促進していく」と述べた。総会後、クルーズセミナーを開催。郵船クルーズ運航部オペレーションチームの三上明子チーム長が寄港地選定のポイントで、中村学園大学流通科学部の前嶋了二准教授が観光政策とクルーズ振興について、それぞれ講演した。