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HOME > 特集INDEX > 山形の“んめもの”に会いに行く
酒田港からたどる やまがたの魅力探訪

鳥海山が育む
豊かな海の恵み

庄内浜の旬の魚を粋に握る
●鈴政
北前船でにぎわった湊町酒田。鈴政はその料亭街の面影を残す舞娘坂に店を構える創業63年の鮨の老舗だ。毎朝仕入れる庄内浜の地魚は、丁寧な仕事で絶品の寿司に(特上寿司2,484円)。白身の高級魚ノドグロの塩焼き(3,240円?)も忘れがたい味わい。
漁師の奥さんたちが元気に接客
●道の駅鳥海ふらっと
鳥海山の稜線が海へとのびる山麓の町・遊佐町。酒田から車で約30分の国道7号線沿いに立つ道の駅は、山と海の自然の恵みを受けた農産物や水産物が盛りだくさんだ。夏は天然の岩ガキが名物。漁師の奥さんが焼く魚もその場で食べられ、活気にあふれている。
天然とらふぐを
リーズナブルに

●鶴岡市立加茂水族館
鶴岡市街から車で約30分。今やクラゲでその名が全国に知られる水族館で、直径5mの円形大水槽でゆらゆら泳ぐミズクラゲが感動的! さらに併設のレストラン「魚匠ダイニング沖海月(おきみづき)」では、各種海鮮料理をはじめ一年中味わえる地元産の天然とらふぐが評判だ。

波打つようにさわさわと風に揺らぐ黄金色の稲穂。実りの季節を迎えた田園の彼方には、東北きっての名峰・鳥海山が秀麗な姿を見せている。南東方向に目を転じれば、穏やかに稜線を延ばす月山・湯殿山・羽黒山の出羽三山。そして庄内平野の中央には最上川が横たわり、その清らかな流れは日本海へと注ぎ込んでいる。

山形県は盆地地形の内陸エリアと、山と海に囲まれた平野地形の庄内エリアに大きく分かれるが、いずれも肥沃な土壌と豊かな水、変化に富んだ気候条件などがさまざまなおいしいものを育む要因に。

山の幸、海の幸、里の幸……。お米をはじめ、サクランボやブドウなどの果実、野菜や山菜、日本海の魚介など実に多種多彩だ。そして山形で言う“んめもの”(おいしいもの)には、真面目で研究熱心な山形人気質も息づいている。漁師や農家の人たちが丹精した食材を、さらにグレードアップさせる料理人や醸造家たち。その存在も今、山形が食で話題を集めるもうひとつの理由となっている。


まずは日本海に面した庄内の美味を代表するものといえば、新鮮で豊富な海の恵みだろう。海水温の冷たさや潮の流れ、魚や貝がすみやすい磯が多いことなどもあるが、もうひとつ特徴的なのが鳥海山の湧水、伏流水が海に流れ込んでいることだ。山の水が海の環境に影響するとは意外な気もするが、ミネラル豊かな湧水は魚介類がおいしく育つための一助に。

鳥海山山麓の遊佐町には湧水地が多く点在し、釜磯という海岸ではなんと鳥海山に染み込んだ水が海底から湧出している。海水と淡水が混じる不思議な場所で、夏が旬の天然岩ガキもこのあたりではひときわ大きく味も濃い。

「秋にはサワラ、冬はハタハタや寒ダラ、春はサクラマスなどがおいしくなります」と教えてくれた酒田屈指のすし処「鈴政」。酒田港に水揚げされる魚はほかにもヒラメやノドグロなどの高級魚も見逃せないという。

さらに、鶴岡市の話題のスポット「加茂水族館」では天然とらふぐ料理が食べられる。加茂水族館といえば心癒やすクラゲの展示で全国的にも有名だが、併設のレストランでは本格的な海鮮料理を提供。特にふぐは近年、県や沿岸市町などで「食の都庄内 天然とらふぐキャンペーン」を展開し、寒ダラと並ぶ庄内浜ブランドとして定着しつつある。ふぐの薄造りの“てっさ”は、コリッとした歯ごたえとほのかな甘味が絶品だ。

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