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HOME > 特集INDEX > 山形の“んめもの”に会いに行く

北前船で繁栄した
湊町・酒田の歴史と
羽黒山の精進料理

静かな境内で滋味豊かな料理を堪能
●羽黒参籠所「斎館」
国宝の羽黒山五重塔や重要文化財の三神合祭殿などがある出羽三山の羽黒山(出羽三山神社)。その境内にある斎館(参籠所)では、山伏が食べたという料理を基に作られる精進料理が味わえる。写真右から、月山の月をイメージし洗練された盛りつけが特徴の「月うさぎ膳」2,160円。
昔の料亭の風情を今に伝える
●相馬樓(そうまろう)
江戸時代より料亭「相馬屋」として酒田の華やかな時代を彩った施設。明治時代に大火で焼けて再建されたが、1996年(平成8年)に国の登録文化財建造物に指定された。予約制で舞娘の踊りや食事も楽しめる。舞娘御膳5,500円(舞娘演舞付き入館料・食事・舞娘との記念撮影込み)。

一方で、酒田は北前船交易により栄えた歴史深い湊町としての魅力にもあふれている。上方や全国とつながっていた酒田は食文化はもちろん、茶道や俳諧、華道などの雅やかな都の文化とともに茶屋や料亭文化なども伝わってきていた。町中には往時をしのばせる「相馬樓」や「山王くらぶ」、「旧鐙屋」など格式高い料亭や廻船問屋の建物が遺され、今も華やかな時代の香りを漂わせている。

さて、酒田から山岳修行の聖地出羽三山の羽黒山へと足を延ばし、国宝五重塔の見学や精進料理を味わうのも一興。山伏の食を基とする精進料理は周辺の山や畑で採れた自然の食材を使い、手間暇かけた滋味深いものばかり。静寂の空気が漂う地でもう一つの食文化に触れ、あらためて山形の食の豊かさ奥深さを体感するのも興味深い。

酒田港を起点に
ほかにも見どころたくさん!

湊町と米どころ庄内を象徴する
●山居倉庫
庄内藩主酒井家が1893年(明治26年)に建てた、米の保管倉庫。樹齢150年余りのケヤキ並木とともに並ぶ12棟の倉庫は、酒田のシンボル的風景として知られている。現在も農業倉庫として使用され、うち1棟は庄内米歴史資料館、2棟は観光物産館「酒田夢の倶楽(くら)」になっている。
ダイヤモンド・プリンセス
コスタ ネオロマンチカ
色鮮やかな傘福と料亭の建築美
●山王くらぶ
北前船の船主や商人たちが集った、1895年(明治28年)築の元料亭。酒田で一、二を競うほどの規模と格式を持ち、内部の造りも床の間の銘木、欄間、組子建具など建築美の見どころがつきない。館内には、商売繁盛などを願うつるし飾りの傘福が飾られている。
日本海海運の繁栄を今に伝える
●旧鐙屋
酒田を代表する廻船問屋で、北前船の交易で栄えた湊町・酒田の歴史を今に伝える史跡。その繁栄ぶりは井原西鶴の『日本永代蔵』にも記されているほどだ。建物は石置杉皮葺屋根の典型的な町家造りで、室内は通り庭に面して、十間余の座敷・板の間が並んでいる。(取材協力:酒田市教育委員会)
迎賓館としての役割も果たした
●本間美術館
日本一の大地主とも称された本間家の別荘。4代目当主が港湾労働者の失業対策事業として1813年(文化10年)に建築したもので、鳥海山を借景にした回遊式庭園は「鶴舞園」と命名されている。「清遠閣」は皇族や政府高官らの迎賓館としても使われた。
新庄まつりの山車を常設展示
●新庄ふるさと歴史センター
雪国、祭り、城下町という3つの視点から新庄の魅力を紹介する観光施設。まず1階の山車会館ではユネスコに登録されている勇壮華麗な新庄まつりの山車2台を常設展示。2階は歴史民俗資料館、地階は雪国民俗館として生活道具1万点以上が収蔵・展示されている。
大河をゆったりと船旅で堪能
●最上川舟下り
山形県の母なる川として親しまれている最上川を楽しむ舟下り。最上峡に響き渡る船頭さんの舟歌を聴きながらの舟旅は、風流そのもの。古口港から草薙港までの12キロを約1時間かけてゆったり下る。定期船が一日に数本あり、一人でも気軽に参加できる。年中無休。
ニシン漁で財を成した屋敷
●旧青山本邸
遊佐町にある旧青山本邸は、北海道のニシン漁で成功し、財を成した青山留吉の邸宅。母屋は富豪の屋敷としての風格を備えたぜいたくな造りで、当時の繁栄を物語っている。明治期の特徴的な建築様式をよく残すことから国の重要文化財に指定されている。
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