乗るまで待てない! WEBクルーズ
  • ホーム
  • ニュース
  • トピックス
  • 客船データベース
  • 出版物のご案内
HOME > 特集INDEX > 洋上24時間 おがさわら丸に乗って世界自然遺産の島へ
3代目・おがさわら丸
世界遺産の島へ洋上24時間をおがさわら丸で

おがさわら丸を運航する小笠原海運の創立は1969年。以来、東京と小笠原・父島を結んで50年になる。より速く、より多くの人を、より快適に。船が交替するたびに、常にチャレンジを重ねてきた同社が、2016年に満を持してデビューさせたのが3代目・おがさわら丸だ。離島定期船としては日本最大の1万1,000トン、船内は赤・青・黄などポップな色をデザインと組み合わせてセンスよく配し、南の島へ向かう心を高揚させてくれる。

 ボニンブルーとよばれる独特の海の色や、イルカやクジラとの一期一会をはじめ、おがさわら丸の乗客は稀有の自然環境を目的とする。観光客ばかりではなく研究者も多い。老若男女が24時間かけ、本土から隔絶された"世界遺産たる小笠原"へ向かうのだ。
 2016年の3代目おがさわら丸就航は、小笠原への旅に革新をもたらした。所要時間が短縮されたことにより、竹芝桟橋出航が午前11時となったのだ。
 新幹線や航空機からの乗り継ぎで、当日乗船にトライできるエリアは全国に拡がった。もちろん、関東圏からの乗船は、朝ぐんと楽に。以前より出航が1時間遅くなった恩恵は大きい。
 乗船する際には、外来種よけのあしふきマットで靴底の汚れを落とす。固有種の多さが評価される小笠原ゆえ、その価値を守り伝えていくためにも大切なプロセスといえよう。

 先代と比べ1・5倍にサイズアップしたおがさわら丸ではあるが、旅客定員は1・2倍増にとどめたので、ゆとりを感じる船となった。個室数が増加したことにより、プライベートな過ごし方もできる。特等室なら、専用ラウンジとデッキが利用可能だ。
 間仕切りで目が合わないように工夫された2等和室に、約3,000円(片道)を足せばカーテンで仕切られた2等寝台も選べる。搭乗階から上層階へはエレベーターでスムーズに移動でき、多目的室や多機能トイレも備わりバリアフリー化も進んだ。授乳室、キッズルーム、ペットルームまでそろう。

グルメタイムも満喫

 おがさわら丸の乗船時間は丸一日。せっかく乗船するのだから、目的地・父島までの時間そのものも、リラックスして過ごせるよう、船内の空間デザインがなされている。
 展望ラウンジ「Haha-jima」は、約70席のくつろぎスポット。海に潜水したかのようなライトニングが印象的で、窓際にはカウンター席が設けられている。軽食が用意され、船内で焼いたアップルパイはとくに人気が高い。
 色とりどりのカーペットが敷き詰められたレストラン「Chichi-jima」は朝昼晩の食卓となる。同社創立50周年記念特別メニューの「メカジキの生姜焼き」をはじめ、島塩ステーキや島塩ラーメンといった"小笠原の味"もラインナップに加わる。
 カップ麺やアイス、酒のつまみなど手堅い品揃えの売店「ショップドルフィン」には、創立50周年記念グッズをはじめ、ここでしか買えない限定アイテムが揃う。おみやげにもってこいだ。

 いずれも支払いにはJR東日本のICカード「Suica(スイカ)」が使用できるので、現金などは貴重品ロッカーに預けてしまえば、カード1枚の気楽な船旅だ。
 小笠原海運は2019年、創立50周年を祝して次々と記念プランを打ち出している。50代をターゲットに据えた「贅沢ふたり旅」をはじめ、学生向け、女性向け、おが丸ファン向け、さらにはウェディングプランや、"犬旅"まで加わり、節目の年を盛り上げる。

新宮港
特別ディナー
ホワイト&ブルーのすがすがしいデザインが印象的な特等客室。
特別ディナー
特等客室専用ラウンジにしつらえられたマッサージチェア。旅に備え、旅を癒す
口笛奏者の柴田晶子さん
展望ラウンジ「Haha-jima」。海の中に浮遊しているような空間デザイン。手作りアップルパイをはじめ、軽食をそろえる。
オプショナルツアーの参加者をサポート
レストラン「Chichi-jima」。遊び心を効かせたグルメスポットは、創作メニューも好評
ページTOPへ